和へのこだわり

プロダクト
和へのこだわり 和へのこだわり

        

運転は小川さん。
とっても快適なドライブになりそうな予感。

代々木を出発して早1時間半
景色がだいぶ変わってきました。新緑が美しいです。

飛ばしますよー!!!


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10:30 山梨は双葉。ちょっと休憩です。

とはいえ、とおおおおおおおっても暑い!!!! 山梨ってこんなに暑いんですね。さあ、長野まであと一息。

小川さん一人で運転です。免許持ってなくて申し訳ない!


和へのこだわり

さてさてそんなこんなで長野、到着しました。
中村漆器さん!!!!!長かった、本当に長かった。

日本ならではの風景ですね。
空気はおいしくて、日差しは暑くても風がそよそよ涼やかです。

小学生のころの夏休みが懐かしく頭をよぎります。
もう一生戻ることが出来ないあの日々・…


和へのこだわり

ここからが本題です。
今回の旅の目的は木曽漆器を知ること、そしてそれをみなさんに伝えることです。

中村漆器さんは昭和22年創業の老舗の漆器屋さんです。
「和へのこだわり」を大事になさっており、漆器のほかに和雑貨も展開しております。

まず、漆器についてみなさんはどのくらいご存知でしょうか。
(漆が塗られている器、、とても高価なもの、、、)
正直私の最初の知識はこの程度でした。

ではその漆ってなに??どうやって塗ってるの??漆の役割ってなに???
そもそも木曽漆器ってほかの漆器と何が違うの???

そんな私の疑問に丁寧におこたえしてくださったのが中村漆器さんの代表取締役、中村さんです。


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最初に案内して下さったのが漆を塗る作業場です。

職人さんが
ここで一日100枚ほどの器に漆を塗っていきます。


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真ん中にいらっしゃるのが中村社長なのですが、
中村社長が手に持っていらっしゃるのが『漆』です。


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社長が持っていらっしゃるこの器に調合した漆を入れて、最後の一滴まで余すことなく使っていきます。
1㎏20万円もするとか。とても高価なものなのです。

漆を塗ることで、
木でできた器はとても頑丈に仕上がります。


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塗った器は一日かけて乾燥させ、
この作業場で磨きます。


和へのこだわり

      

この作業を5回繰り替えし、完成したものがこのように店頭に並んでいくのです。

写真をみてみなさん何か気が付きませんでしょうか。

お弁当箱2,200円…お皿800円…

漆器は一つ何万円、何十万円といったように高価なイメージありましたが、中村漆器さんの商品はこんなにお手頃価格なのです。

中村社長にこのことを聞いてみると、笑顔でこう答えてくれました。


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「何万円もする漆器は有名な作家さんが制作しているから高価であって、ここの漆器は何人もの職人さんがつくっているから価格がそこまで張らないんだよ。」

いわば日常の生活になじんだ漆器。
それが木曽漆器なのです。
加えて、中村漆器さんがある通り沿いに、
「漆器屋」の文字が多く見受けられました。
その理由は、山々がつづくこの地域では、田畑ができず、
昔は農業が成り立たなかったそうです。

木に囲まれた場所で何を商売とするか…たどり着いたのが漆器だったそう。

そしてこうも話してくれました。

「漆がはがれるまで使って欲しい。お椀にひびが入るまで使ってほしい。
その傷ひとつひとつが思い出になる。それが漆器をつくる職人さんへの思いやりなんだ」

そして中村社長が手に持つこの湯呑。よく見ると飲み口が反り返っています。
これは羽反といい、より飲みやすくした形です。
中村漆器さんではこの形に徹底的にこだわり、最高の形に仕上げています。
使う人のことを考えるからこそのこだわりが、ここにもありました。
作り手の言葉というものは心にずしっと刺さります。

日常で何気なく使っている「もの」たちはただの「もの」ではない。
必ず「もの」の向こうにはつくる人の想いが込められている。
そう考えた途端、ただの消耗品ではないと実感できたのです。
毎日食卓に並ぶものだから、毎日使うものだから、
こだわりのもつものをこだわって使いたい。
そう思ってくれる人の手に、
中村漆器さんの商品が渡っていってほしいと強く思いました。
また、中村社長に何代目なのかと聞くと、
一代一代工夫して、先代と違うことに挑戦するから、
いつでも一代目だよ、と答えて下さいました。

ここにも、中村社長のこだわりを強く感じました。
そして、こうも答えてくれました。
「私自身も、息子とけんかしながらやってるんだよ」
朗らかにそうおっしゃっていました。
日本の古くから根付く文化を、
時代に合わせて継承していく姿は尊敬するばかりです。


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そして、

こちらが松本城の近くにあるWABI×SABIという、
中村漆器さんのお店です。


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漆器のほかに、
和雑貨も多く取り扱ってらっしゃいます。


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もちろん漆器も置いてあります。

中村漆器さんは、売場にもとてもこだわりを持っています。
どんなに細かくて時間がかかろうとも、お客様に選ぶ楽しさ、見る楽しさを感じて欲しいという思いの結果です。


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そして、こちらが7月19日にオープンしました、Three little song birdsさん。

WABI×SABIの商品はもちろん、
ナチュラルテイストの生活雑貨も取り扱っており、
漆器がより身近に感じられるSHOPです。

こちらで統括マネージャーの中村さん(そうです、社長の息子さんですね)にお会いすることができました。
人柄の良さは中村漆器さんの共通カラーです。
中村漆器さんが提案する、
このライフスタイルをもっと多くの方に知ってもらいたいと心から思いました。

日本人の生活の中から生まれた漆器。
それこそ本当の「日本文化」です。

私たち若い世代は、この漆器を使うことで、
次の世代に文化を残していかなくてはなりません。
今後、みなさんの手にこの漆器が届くことを祈りつつ、
今回の長野「和へのこだわり」紀行をしめさせていただきたいと思います。

最後になりますが、
中村漆器のみなさま、本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。